住宅職人

このことから、芯持材であって、しかも年輪の間が狭いものであれば、集成柱以上に強度があることになる。節も柱の半分近くまで食い込んでいるものでなければ、強度的にはなんら問題とはならない。これからマイホームを建てようと考えている人は、このような芯持材がホームセンターなどにたくさん置かれるようになったので、確かめておくとよいだろう。劣悪な住環境からの脱却を目指した昭和五一年の「ハウス五五計画」により、プレハブ住宅が誕生した。その大半は鉄骨系プレハブ住宅で、鉄骨の構造体に取り付け易い部材は、規格化され、工場で加工されたものが現場へ納入される必要があった。木造軸組工法のように、現場での加工作業がなくなり、組み立て取り付け作業が現場の主な工程となった。それに伴い、大工職人としての技術は必要なくなり、のみや鉋の使えない住宅職人の誕生につながった。ところで、不動産といえば、←こちらのサイトがお勧めです。まだ、この時点ではアルミサッシはなく、鉄製の柱に溶接されたスチールサッシが使われていた。農山村から工業地帯への人口の流出によって木材生産が落ち込むと価格が暴臘し始め、これに対抗するように輸入材が拡大し、また人工的に化学合成された建材が続々と生産され始めた。本来、木の文化を誇ってきた日本の住宅も工業化され、山は荒廃し災害を誘発する要因となった。人間は自然の摂理には勝てない。自然に逆らって生きることは、大きなつけを背負って生きることである。産業廃棄物、空気汚染を始めとする環境破壊は全て人工的に作られたものによって引き起こされている。対策のない住まい造りは、その時は安いものであっても、将来大きな負担となるものである。治療より予防に重きを置いた政策や考え方は、経済的にも負担が少なく、将来に夢を与えるものになるのではないだろうか。

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