住宅ローン

本音と建て前が環境をだめにするある新聞の対談形式の広告の中に無責任な発言があった。著名な食文化研究家が、「高い食材でなくても安くて新鮮な食材であれば美味しく料理できる。家という器も、数多く生産される建材の中から標準的なものを使えば、ローコストを実現し、生活にゆとりが出る。地震列島日本では建物を建てる時、必ず地震を見越した設計をする。各種不動産知識は、←こちらをご覧ください。このために標準化に力を入れた御社の業務に敬服する」などと誉めそやす内容である。これに対し、次のように申し上げたい。形が不揃(ぞろ) いでも安全で、しかも新鮮であれば、真心を込めて調理することで、食材の癖を活かした美味しい料理ができる。家という器も、見た目にこだわらないで、安全で環境に配慮した建材を、匠の技を活かせる職人に託すことによって、無駄のない、無理のない、心休まる憩の館での、ゆとりある生活が実現できるのである。何を使っても建築費の節約さえできれば、住宅ローンの軽減によって生活にゆとりが生まれるという考え方には大きな疑問が残る。家という器は、使い捨てであっては単なるゴミにすぎないのだ。人の体が、毎日の食事によって健康を維持するように、家という器は、家族がそこで生活することにより、身も心も健康であることを望んでいる。環境の悪化は、人間社会を崩壊に導き、人間の心を蝕んでいく。確かに工場で人工的に大量生産される物は安価である。電化製品を始めとする、消費者が直接使用するものには製造物責任や廃棄物処理責任が課せられているのに、建材製造メーカーにはなんの責任も課せられていない。

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